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IHは効率的で省エネ

IHクッキングヒーターの第一のメリットとしては加熱によるエネルギーロスが小さいという点が挙げられます。ガスコンロの場合、炎を出してその炎の熱により調理を行いますが、コンロをつけると周囲の空気が暖かくなることからわかるように、炎で調理する場合は熱が空気中にも分散しますので、エネルギーの全てが鍋に伝わるわけではありません。
対して、IHクッキングヒーターの場合、鍋自体を直接暖めることになりますので、エネルギーは全て鍋底に集中します。そのため、熱エネルギーの利用効率(燃費)が極めて高くなっており、省エネ効果があります。

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ガスコンロとIHクッキングヒーターの効率性の違い

ガスコンロの場合、鍋を炎を使って加熱して調理します。コンロの上に鍋を置いて、そのだいぶ上に手をかざしてみると熱を感じるように、ガスコンロで調理を行う場合、エネルギーの一部が空気中に放出されてしまいます。この放出されたエネルギーは無駄なエネルギーとなってしまいます。

対してIHクッキングヒーターの場合は、電磁線の働きにより鍋に電気抵抗を引き起こして熱を放出させるしくみとなっています。そのため、熱は鍋底に集中して空気中に逃げ出すことはありません。このため、電気を使って作り出した熱エネルギーをすべて鍋に対して放出することができ、効率的に利用することができるようになります。

 

日本電機工業会自主規制に基づく測定とガスコンロのJIS企画およびメーカーのパンフレットによると、IHクッキングヒーターの熱効率はおよそ90%であるのに対して、ガスコンロの熱効率はおよそ40〜56%となっており、IHクッキングヒーターの効率性がわかります。
(ただし、IHの場合鍋底が小さいタイプやデコボコした形状のものはIH本体との間に隙間ができることから効率的な熱伝導ができません。上記はIHに適した鍋で実験された数値となります)

 

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