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エコキュートの容量の選び方

エコキュート・電気温水器は貯水タンクにお湯を予め貯めておくという必要があることから、タンクの容量を決める必要があります。ここでは、容量を決めていく際にどの程度の幅で考えていくべきなのかをわかりやすく説明していきます。

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エコキュートや電気温水器の容量の決め方

まず、大原則としてエコキュートや電気温水器の容量については「大は小を兼ねる」と考えるのが良いでしょう。つまり、自分の家が使うかなと思う容量よりも少し大きい程度の容量を選択するのがベストといえます。

その理由についてですが、エコキュートや電気温水器などを利用する上で仮にお湯が不足してしまった場合、新たに追炊きを行う必要があります。この場合通常の電気代とは別にお湯を沸かす費用がかかってしまいます。深夜にお湯が切れたのでしたら、自動追炊きの電気代も少なくてすみますが、ちょうど昼間の時間帯にお湯が不足した場合は、昼間の割高な電気代でお湯を沸かさなくてはなりません。こうなった場合、多くの電気代が必要になるからです。

 

実際、エコキュートの場合容量(サイズ)を大きくすることによる値段の差はそこまで大きくはありません。たとえば、2008年10月現在のコロナの370リットルタイプのエコキュートの価格は74万5000円、同社460リットルタイプのエコキュートの価格は82万9500円と8万4千円の差しかありません。(これは定価での比較ですから、通常家電量販店などで販売される価格差はもっと小さくなります。

管理人調査によると、オール電化セット価格はIHクッキングヒーターが同一の型で、エコキュートのみが370リットルと460リットルのもので販売されているものの価格は、「370リットルエコキュート+IHクッキングヒーターのセットが58万円」、「460リットルエコキュート+IHクッキングヒーターのセットが60万円」でしたので、販売価格ベースでは、2万円程度の差しかありません。(2008年12月調査)

容量に迷った場合は、より大きいサイズという選択肢もありかもしれません。

また、一方でたまに来客がある程度で、370リットル以上のお湯を使う機会は年に1回か2回とかいう場合、わざわざ高い機種を買うよりは、エコキュートの追炊き機能を使うなどしたほうが経済的にもオトクです(追炊き時には通常よりも高い電気代がかかりますが、年数回程度ではさほど大きな差にはなりません)

 

人数別エコキュートの容量の目安と選び方

現在販売されているエコキュート(電気温水器)の容量は以下のようになっています。

タンク容量
家族の目安
お湯の使用量の目安
550リットル
5人〜8人
お風呂のお湯はり1回に加えて、一日にシャワーを7回程度、5〜8名家族で通常使う洗い物や洗面などのお湯使用。
460リットル
4人〜5人
お風呂のお湯はり1回に加えて、一日にシャワーを5回程度、4〜5名家族で通常使う洗い物や洗面などのお湯使用。
370リットル
3人〜4人
お風呂のお湯はり1回に加えて、一日にシャワーを4回程度、3〜4名家族で通常使う洗い物や洗面などのお湯使用。
300リットル
2人〜3人
お風呂のお湯はり1回に加えて、一日にシャワーを3回程度、2〜3名家族で通常使う洗い物や洗面などのお湯使用。
シャワーの使用量は、1回あたり、毎分10リットルで8分程度使用すると仮定。
タンク内温度を80度として、お湯の使用温度は42度で試算
上記はあくまでも目安です。

 

 

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